北海道銀行は6日、函館市末広町の金森赤レンガ倉庫に外貨両替機1台を設置した。市内商業施設としては初めてで、増加傾向にある外国人観光客などの利便性を高める。
設置場所は、函館ヒストリープラザ内の一角。両替機は高さ1メートル45センチ、横60センチ、奥行き45センチ。米ドルやユーロ、英ポンド、人民元、台湾ドルなど16通貨を取り扱い、タッチパネルの操作で外貨から日本円への両替のみ行うことができる。パネルの画面表示は、日本語・英語・中国語・韓国語に対応する。
同倉庫を運営する金森商船の柳谷一美営業部長は「海外のお客さまが立ち寄り、買い物するきっかけになる。クルーズ船で訪れる方々に対してもアピールできる」と話している。
年中無休で、営業時間は午前9時半~午後10時。同行はこれまで、旭川空港など道内3カ所に外貨両替機を設置している。(山田大輔)