【北斗】北斗市のスポーツ合宿受け入れが17日から始まった。冬期間閉場していた運動公園陸上競技場(押上)を開場し、札幌の北海学園、北海商科の両大学陸上部が一番乗りで合宿入り。選手たちは久々のトラックでの練習に汗を流した。
この日、両部短距離パートの部員13人が北斗入りし、午後2時すぎから練習を開始。ウオーミングアップの後、走路を使ってダッシュやバトンパスなどの練習に取り組んでいた。
両部とも20日まで滞在し、強化を図る。北海学園大の坂本竜太副主将(2年)は「道学生対校選手権大会(道インカレ)で好成績を残すことがまず目標。冬期間はトラックでの練習ができなかったのでこの合宿で感覚を呼び覚ましたい」と意欲を見せた。
市は2011年度から宿泊費の助成制度を設けるなどしてスポーツ合宿誘致に力を入れている。市観光課によると、4月7日までの春休み期間中、陸上や野球など道内20団体が市内で宿泊合宿の予定。(鈴木 潤)