満塁弾でサヨナラ勝ちV 福島・松前が全国へ 中体連軟式野球

 【知内】中体連全道大会軟式野球の最終日は7月31日、知内町しおさい野球場で準決勝、決勝を行った。決勝に進出した福島・松前は美瑛(上川)に11―7(延長8回)でサヨナラ勝ちを収め、優勝を飾った。福島・松前と美瑛は19日から広島県で開かれる全国大会に出場する。渡島・桧山管内から全国大会出場は第47回大会の森以来22年ぶり。本通は準決勝で美瑛に0―1で敗れて3位だった。(北川隼夢)
 馬躰 会心の逆転満塁弾

 福島・松前は決勝の美瑛(上川)戦で延長8回に馬躰光瑛(福島2年)がサヨナラ満塁ホームランを放ち劇的な勝利を収めた。折原賢史監督は「追い込まれても最後まで粘り強く戦ってくれた」と選手たちをたたえた。
 準決勝の富川・門別(日高)戦は1年の春からバッテリーを組むエースの本庄涼真(福島3年)と川村亮太主将(松前3年)の活躍が光った。本庄はあと1勝で全国大会進出というプレッシャーがありながらも、2安打1失点と力投。「外角低めのストレートは今年一番の出来。指にかかったボールを投げられた」と本庄。捕手の川村主将も積極的にバットを振ってくる相手に対し、変化球を効果的に使うなど本庄の良さを引き出した。
 迎えた決勝。序盤に6点を挙げて大きくリード。しかし、徐々に得点を許してしまい、6回に同点に。延長までもつれ、8回に1点を勝ち越された。ベンチの雰囲気が悪くなった中、川村主将ら3年生を中心に「まだ終わっていない」と奮起を促した。
 その裏、連続四球で下位打線からチャンスを作ると、1番の藤林翔真(松前2年)の内野安打で同点。四球を挟み、無死満塁で馬躰が打席に向かった。「後ろにキャプテンがいるので楽に打席に入ることができた」と真ん中の直球を捉えると、打球はライトフェンスを越えチーム、スタンドは歓喜に沸いた。馬躰は「外野フライかと思ったが、振り切ったので伸びてくれた。チームメイトがホームで出迎えてくれたのでうれしかった」と公式戦初アーチに笑みを浮かべた。
 全国に向けて川村主将は「一戦必勝で北海道代表として恥ずかしくないプレーをしたい」と活躍を誓った。
 本通、八重樫好投も惜敗

 準決勝で美瑛(上川)と投手戦を繰り広げた本通は、6回の1点に泣いた。森谷光樹監督は「試合がどっちに転んでもおかしくない展開だった。残念だが、選手たちはのびのびとプレーしてくれた」と選手をねぎらった。
 エース八重樫由太(3年)は今大会3連投と疲れがある中、場面に応じてピッチングスタイルを変え、7回を4安打1失点と好投した。「持ち味の外角のストレートがよかった」と八重樫。しかし、6回2死から相手の1番打者にスライダーを捉えられ、右中間へランニングホームランを打たれた。八重樫は「外そうとしたが、甘く入ってしまった。タイミングを合わせられた」と悔しがる。
 打線は初回、6、7回と3度のチャンスを作るも得点することができなかった。櫻井晃樹主将(3年)は「相手エースのインステップ気味の投球に苦しめられた」と肩を落とす。
 今後は新チームに向けてスタートを切る。森谷監督は「3年生と一緒に野球ができて楽しかった。1、2年生は先輩たちの良いところを見たと思うので、またこの舞台で活躍してほしい」と話し、櫻井主将も「みんなで一つの目標を持って頑張ってほしい」とエールを送った。

(知内しおさい野球場)


 ◇トーナメント▽準決勝

 美瑛 0000010─1

 本通 0000000─0

 【美】松井―水本

 【本】八重樫―田代

 ▽本塁打=都松(美)
 ▽二塁打=寺口(美)

 
 福島・松前 0002000─2

 富川・門別 0000001─1

 【福】本庄―川村

 【富】門別、金村―菊地

 ▽三塁打=本庄(福)
 ▽二塁打=川村(福)、長船(富)
 
 
 ▽決勝

 美瑛    10120201─7

 福島・松前 42000005×─11

 (延長8回)

 【美】寺口、石塚、松井、栢木―水本

 【福】馬鉢、本庄、藤林―川村

 ▽本塁打=馬鉢(福)
 ▽二塁打=川村(福)、松井2、藤田、都松(美)


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