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荒井三津子さん・暮らしのパレット/「お茶の時間」

 十連休が近い。交通渋滞だと思うと腰は重い。物流や医療関係の知人たちはあちこちに支障が出ると渋い顔。大型連休は必ずしも歓迎されていないようだ。
 先日、インタビュー番組で、連休について聞かれた年配の男性が「働かざるもの食うべからずだよ。そんなに休んじゃいけないよ」と冗談交じりに答えていたが、これこそ日本人の「働き方」の根底にある意識のような気がした。昔から休まないことを良しとして有給休暇は罪悪感。盆暮れのせっかくの休みには帰省や家族旅行で疲れ果てる。勤勉と言えば聞こえは良いが、もしかしたら、のんびりするとか休むのが苦手な国民性なのではないか。
 英国風のおしゃれなアフタヌーンティーは日本でも女性たちに人気はあるが、諸外国には昼食時間のほかに午前10時ごろと午後2時ごろにお茶の時間を持つところがある。始業時間も早く、残業をしないように工夫して定時に帰宅する努力をする。休憩もしっかり取る。オンとオフの使い分けが上手なのだと思う。紅茶やコーヒーの文化はこうして生活に定着していったのだろう。
 日本にもそんなお茶の時間があったはずだ。いや今でも早朝から仕事をする大工さんや庭師さんなどは午前10時と午後3時に短い休憩を取る。縁側があった時代はそこでお茶をしたのだろう。職場でも家でもそんなお茶の時間が決められたらどんなに良いかと思う。お茶から始める働き方改革、そんな提案、誰かしてはくれまいか。「休み下手」な私たちの体質をまず改革してほしい。(生活デザイナー)

      暮らしのパレット

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