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(荒井三津子さん・暮らしのパレット)「親のしつけ」

 私だけじゃないと思う。泣き叫び、走り回る子供を親が注意しないのはなぜか。周囲の迷惑になぜ気付かないのか。親自身もうるさいはずなのに慣れてしまったのか。理解できないのは私だけではあるまい。
 私も二人の娘を育てたので、子供というのは親の思うようにならないことは承知している。だが、公共の場では騒がせなかったし、走らせなかったし、泣いたら席を外したし、バスや電車なら途中下車した。子供にはその都度、その場で厳重注意してきた。私の子育て時代はそんな親が多かったと思うが、いつの頃からか、子供を叱らない親が増えてきた気はする。
 人前で子供の話をするときに「○○ちゃんが…」とちゃん付けしたり、子供の機嫌を気にしたり。各家庭に教育方針はあるだろうが、公共の場での振る舞いにはスタンダードが絶対にある。さて、それはどこで誰が教えるべきなのだろうか。
 先日JRで隣の車両にまで響くほどの金切り声でわがままを言い、泣き叫ぶ子供を連れた家族と一緒になった。だが両親も、なんと若くない祖父母まで目を細めてみているだけ。朝の満員の車両の空気は重かった。幸い私は30分で降りたが、長く同行する乗客が気の毒でならなかった。
 ふと開いた古い「暮らしの手帖」にこんな記事を見つけた。若い親たち、祖父母たちにこそ気付いてもらわなければならないのだが、さて…。(生活デザイナー)

      暮らしのパレット

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