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白鳥 最後の雄姿

 26日の北海道新幹線開業に伴い引退する特急「スーパー白鳥」「白鳥」(函館―新青森)が21日、ラストランを迎えた。JR函館駅では最後の雄姿を目に焼き付けようと鉄道ファンらが大勢詰め掛けたほか、木古内駅では見送りイベントが開かれた。青函トンネルを通る在来線旅客列車はこの日で運転を終了。25日まで架線電圧の切り替え作業などを行い、開業に向けて新幹線の最終訓練が実施される。
 函館駅発上り最終列車の「スーパー白鳥98号」は定刻の午後7時32分、約200人に見送られて6番ホームを後にした。出発を告げる汽笛が鳴ると「ありがとう」「さようなら」などと声が飛び交った。両親と見送りに来た北斗浜分小4年の松原一生君(10)は「3歳の時から旅行で家族と何度も乗った。今までありがとうと言いたい」と話していた。
 スーパー白鳥、白鳥は2002年の東北新幹線八戸開業に合わせ、函館―八戸間を結ぶ特急として登場。10年の新青森延伸と同時に運行区間が短縮された。定期便として、函館―新青森間を合計で1日10往復運行。白鳥に使用されていた車両「485系」は、旧国鉄時代の1968年に運転を開始したもので、ファンから人気を集めていた。
 JR北海道は22日未明から、架線電圧を在来線用の2万ボルトから新幹線用の2万5000ボルトに引き上げるなど、開業前の最終準備作業に取りかかる。完了後、4日間で新幹線を新函館北斗―新青森間で21往復運行し、問題がないかどうか確認する予定だ。同社は「期間中はフェリーなど他の交通機関を利用してほしい」と呼び掛けている。(山田大輔)










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