道南いさりび鉄道の新色車両が1日、運行を始めた。冬の道南をイメージした白のオリジナル色で、早速鉄道ファンらが乗車して楽しんでいた。
車体のキャラクターラインやロゴには濃赤色を取り入れた。ラインは「ながまれ号」と同じ、函館山のシルエットをアクセントとしたデザインとなっている。また、車体前面の貫通扉付近も濃赤色にしたことで、地上側からの視認性を向上させた。同車両がデビューしたことで、道南の四季をイメージした4色の車両がすべてそろった。
上磯駅では同車両のデビューを知り乗車した鉄道ファンが、写真撮影などを楽しんでいた。同車両は今後、通常の定期列車として運用される。(野口賢清)