【森】もりまち桜まつり(森観光協会、実行委主催)が3日、開幕した。快晴に恵まれた森町青葉ケ丘公園は多くの家族連れらでにぎわい、花見やバーベキューなどで和やかな時間を過ごしていた。
17種、約1000本のサクラがある同公園では、4月30日に開花宣言したソメイヨシノが見ごろ。町固有の「モリコマチ」や各種シダレザクラもまつり期間中に咲く見通し。
オープニングセレモニーでは、同協会の石岡眞喜雄会長が「何度でも会場に足を運んでいただき、100年咲き続けるサクラを広めていきたい」とあいさつ。続けて砂原権現太鼓や地元学生らによる吹奏楽演奏でまつりを活気づけた。
同園と、道の駅「YOU・遊・もり」に併設するオニウシ公園を巡るクイズラリー「MORIエンテーリング」も開催中で、両会場のサクラを見比べながら参加する観光客の姿も。恵庭市から訪れた会社員、河合亮さん(57)は「サクラを見られる場所が近場に2カ所あるので、楽しみが増えた気分」と喜んでいた。
まつりは14日まで。7日正午から岡本真夜さんらによる歌謡ショーや14日午後7時半には、夜桜と花火の打ち上げを間近で楽しめる。(蝦名達也)