函館・道南の観光関連事業者でつくる「箱館会」(中野晋会長)は、道南の観光スポットを巡り、デジタルスタンプを集める「函館・みなみ北海道デジタルポイントラリー2025」を10月31日まで実施している。ポイントを集めると抽選で豪華賞品が当たるとあって、同会は大勢の参加を呼び掛けている。
  スタンプは「ウェルカムパネル」が設置されている施設でスマートフォンから専用ページ=二次元コード参照=を開き、X(旧ツイッター)またはグーグルのアカウントでログインして参加登録を行う。参加各施設でキャンペーンページを開き「ポイントを取得する」ボタンを押すことでポイントを獲得でき、有料施設の場合は施設内に設置された二次元コードを読み込むことで、1ポイントが加算される。
  函館市の旧4町村域を除く「エリアA」では、元町公園や旧イギリス領事館など9カ所のスポットで1ポイント、北斗市、七飯町、鹿部町と函館市の恵山地区を含む「エリアB」では大沼国定公園、しかべ間歇泉(かんけつせん)公園、道の駅「なとわ・えさん」など5カ所で3ポイント、木古内、知内、松前、江差、乙部各町の「エリアC」では、道の駅「みそぎの郷きこない」、道の駅「しりうち」、松前藩屋敷、開陽丸記念館、館の岬、鮪の岬の6カ所で5ポイント獲得できる。
  A・B・Cの各エリアで1カ所ずつ必ずスポットを巡りポイントを獲得した上で残りのスポットを巡り、合計20ポイント集めることで、函館市内のホテルのペア宿泊券や、来年の旅行で使える「函館夜景号」の大人2人分の乗車券、第一交通の観光タクシー「函館山夜景観賞コース」の4人乗りチケット、「湯の箱こみち」の入浴券5枚セットのほか、参加各スポットの商品が当たる抽選に参加できる。
  箱館会の渡部十月哉さんは「ポイントラリーを楽しみながら、渡島・桧山での広域観光を楽しんでほしい」と話している。(市丸和秀)
						
		
					
  				


