• 函館新聞デジタル
    ご購読申込はこちら
  • 5/3
    函新ウイークリーレビュー
  • 5月のプレゼント
    映画鑑賞券
  • 参加者募集
    写真の日プロジェクト
  • 求人情報
    記者、マーケティングスタッフ

フェリー旅客好調、航空機は冬季振るわず 16年度

 JR北海道がまとめた2016年度の北海道新幹線(新函館北斗―新青森間)の利用者は約226万3000人で、前年の在来線と新幹線を合わせた実績と比べて1・6倍となった。競合するフェリーの青函航路は、自動車を利用しない一般旅客が前年の2倍を超える月があった一方、航空機(函館―羽田線)は冬季に利用が落ち込み、明暗が分かれた。
 新幹線の1日当たりの平均利用者は約6200人で、月別の最多は8月の約9600人。平均乗車率は32%で、6~9月が40%を超えたものの、1~3月は20%以下にとどまり、閑散期の利用促進が課題として浮き彫りとなった。
 JR北海道は閑散期の需要開拓を急ぐ方針で、10月~来年3月の平日などに沿線住民が新函館北斗―新青森間を正規料金と比べて7割以上安い4000円で往復できる企画を実施する予定だ。
 3社が運航する函館―羽田線の16年度の利用者(速報値)は、前年比4・8%減の111万5549人。10月以降は前年からの減少幅が1割を超える月も発生した。日本航空函館支店は「新幹線と航空機で利用者を奪い合い、落ち込みが大きくなった」と分析する。
 本年度の見込みについて、全日空函館支店は「昨年と比べて函館のメディア露出は減ることが予想される。前年割れは避けられそうにないが、旅行会社へのPR強化に努めたい」とする。
 一方、昨年4月~今年2月の青函航路の一般旅客は同17%増の13万323人で、全ての月で前年を上回った。特に2月は前年の2・2倍に上り、奥凱(オーケー)航空が1月に天津―青森間のチャーター便を就航したことで、船旅を満喫しようとフェリーを利用する外国人客が急増した。
 道運輸局函館運輸支局は「鉄道運賃が割高になった影響もある」と説明。津軽海峡フェリーは「昨年7~9月に展開した青森県・函館デスティネーションキャンペーンを契機として、青函圏を往来する旅客の母数が増えた」と手ごたえをつかむ。
 同社は昨年と今年で新造船を計2隻投入したほか、車1台分の10%割引運賃でドライバーを含む最大8人まで乗船可能とする割引サービスを展開するなど攻勢を強めており、「車をフェリーに積み込んで利用する旅行客の需要掘り起こしにも力を入れたい」と話している。(山田大輔)










      最新記事











      休日当番医
      渡島・檜山管内
      休日当番医(5月6日)

      きょうの人生指針/誕生月占い

      函館新聞デジタルとは
      函館新聞 デジタル お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      最新ニュース

      アクセスランキング

      1. 北斗谷好の住宅で火災 30代女性が煙吸って搬送
      2. <写真特集>コナンに染まる函館 スタンプラリーに長い列
      3. 路上で女性の胸触る 男は逃走中
      4. 函大谷連覇 サッカー高体連春季大会
      5. スタートライン2024⑤/渡島総合振興局水産課・川合春菜さん(21)「渡島の水産業に貢献」
      6. 北斗死亡事故、死因は内因死
      7. 関川(函大有斗1年)3冠 ソフトテニス・高体連春季大会
      8. 乙部の畑で火災 けが人なし
      9. 豊原町で山菜採りの女性一時不明 自力で下山
      10. いかぽっぽ/18日にニューオーリンズジャズナイトin函館

      函館新聞宅配購読お申込み

      お試し(1週間)もございます。

      フリーマガジン「ハコラク」も毎月お届け

      はこしんフォトサービス
      フォトサービス

      掲載された写真を購入できます

      はこしんバックナンバー
      バックナンバー

      過去3ヵ月以内の函館新聞を購入

      はこしんポスト
      ポスト

      取材依頼・情報提供・お問い合わせ

      国内外の主要ニュース


      クローズアップ


      ニュースカレンダー

      紙面ビューア

      SNS公式アカウント

      5月 6日のイベント情報

      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      関連サイト