JR北海道は22日、春の臨時列車の運行概要を発表した。北海道新幹線は3月26日の開業直後やゴールデンウイーク(GW)期間を中心に、東京―新青森間の「はやぶさ」2往復4本を新函館北斗駅まで延長運転するほか、1往復2本を増便。開業ブームの需要に対応するためで、繁忙期に新函館北斗―東京間を運行する列車は、定期便と合わせて1日最大13往復26本となる。
延長運転を行うのは3月26日~4月3日と同9~24日の土日、同29日~5月8日。下りが東京発午前8時40分と午後4時20分で、上りは新函館北斗発午前8時47分と午後3時35分。加えて、開業直後の3月26、27日とGW期間の一部で臨時列車「はやぶさ47号」(東京発午前6時56分)と「はやぶさ60号」(新函館北斗発午後2時14分)を運行する。
新幹線の本数増加に合わせて在来線も増便する。函館―札幌間の特急「北斗」は、春休みや4月29日~5月8日の期間などで1日最大2往復増発。臨時列車の一部車両でリゾート列車を投入し、定期列車と合わせた同区間の運行本数は1日最大14往復28本となる。また、新函館北斗―函館間のアクセス列車「はこだてライナー」も最大3往復6便増発し、全ての列車が新幹線と接続する。
このほか、3月19~21日の3連休に合わせ、函館―新青森間の特急「白鳥」を1往復増便。同列車は北海道新幹線開業に伴い、同21日が最終運転となる。(山田大輔)