• 函館新聞デジタル
    ご購読申込はこちら
  • 4/26
    函新ウイークリーレビュー
  • 2024年春
    人事・本社来訪
  • 参加者募集
    写真の日プロジェクト
  • 求人情報
    総務経理スタッフ、記者

華やかに夜公演復活 野外劇開幕

 市民創作「函館野外劇」の第29回公演(実行委主催)の本公演が9日、特別史跡・五稜郭跡の一の橋広場で開幕した。2年ぶりとなった夜の舞台に約300人が来場。約1時間10分で演じられる函館の歴史絵巻を楽しんだ。
 本公演では、石垣崩落を受けて使用できなくなった堀舞台で行われていた時の照明や音響を使用。コロポックルの登場から黒船来航、箱館戦争や港まつり、フィナーレに至る各シーンを、躍動感のあるダンスや殺陣が彩り、客席から拍手が起こった。
 この日はプレステージとして、はこだて観光大使の平田まりさんやテーマ曲「星のまちHakodate」を手掛けた芥川賞作家の新井満さんも登場した。
 NPO法人市民創作「函館野外劇」の会の里見泰彦事務局長は「演者もスタッフもお客さまも楽しめる野外劇にしたい」と話した。本公演は16、23、30日、8月6日で午後7時から。日曜の昼公演は10、17、24、31日、8月7日の午後2時から。(半澤孝平)
 2年ぶりの夜公演として9日に初日を迎えた第29回市民創作「函館野外劇」本公演は、観客から至近距離で約250人のボランティア出演者が物語を展開。約70分間に函館の歴史に関する10の場面を盛り込み、照明や映像を使う華やかな演出で来場者を魅了。好評の声が続き、上々のスタートとなった。
 親子4人と友人らで観劇した市内の会社員穴澤朱実さん(42)は「子どもにも分かりやすく伝わったと思う。『来年も見ようね』と話しました」と笑顔。最前列に座った市内の主婦鵜沼ワカさん(77)は「距離が近く、若い人たちの迫力に感動した。もっと市民が見に来たほうがいい」と声を弾ませた。
 第3回公演から出演してきた函館どさんこファーム(東山)の牝馬「シロ」は3年ぶりに登場。同ファームの池田茂さん(63)は「久しぶりだが、いつも通りやるだけ。舞台を作っている若者たちを応援してやりたい」と話した。
 照明や音響は、第27回公演から続く会場や開演時間の変更以降、最も大掛かりなもので、殺陣などの緊迫感や、箱館開港を表現するフラッグダンスで躍動感を際立たせている。舞台監督の浦田真希さん(32)は「昨年はホップ、今年はステップの年。来年ジャンプできるような舞台にしたい」と力を込めた。(半澤孝平)










      最新記事











      きょうの人生指針/誕生月占い

      函館新聞デジタルとは
      函館新聞 デジタル お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      最新ニュース

      アクセスランキング

      1. 五島軒、新業態のカフェ27日に営業開始 本店1階ロビー アフタヌーンティーなど
      2. 公用車で物損事故、職員を懲戒処分 函館市
      3. 愛犬と楽しむ道の駅に みそぎの郷きこないにドッグラン完成
      4. 開幕戦は函水―函西 春季高校野球、組み合わせ決まる
      5. 大泉市長「実現に向け検討」 新幹線函館駅乗り入れ 市議に初めて直接説明
      6. コース・会場を視察 アイアンマン運営WTC関係者来日
      7. 無事故無違反で賞品ゲット セーフティラリー5月1日から受け付け
      8. はいや建築設計事務所が破産開始決定 負債3000万円
      9. 函大谷が団体戦優勝 個人戦3階級V 柔道・高体連春季大会
      10. 看板で誤進入防止を 自転車海中転落事故で現場診断 西署

      函館新聞宅配購読お申込み

      お試し(1週間)もございます。

      フリーマガジン「ハコラク」も毎月お届け

      はこしんフォトサービス
      フォトサービス

      掲載された写真を購入できます

      はこしんバックナンバー
      バックナンバー

      過去3ヵ月以内の函館新聞を購入

      はこしんポスト
      ポスト

      取材依頼・情報提供・お問い合わせ

      国内外の主要ニュース


      クローズアップ


      ニュースカレンダー

      紙面ビューア

      SNS公式アカウント

      4月27日のイベント情報

      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      関連サイト