北海道付近が高気圧の張り出しの中に入り、15日の渡島・桧山地方は晴れて気温が高い所が多くなり、函館市川汲で最高気温が7月下旬並みの22・9度、同市美原で6月中旬並みの20・2度など、ほとんどの地点で6~7月並みの暖かさとなった。
初夏を感じさせる陽気の中、函館市内では街路樹に植えられたヤエザクラの花が見ごろとなっている。ソメイヨシノよりひと足遅れて満開となり、神山町付近の市道では道路の両側で淡紅色の大輪が開いている。
函館地方気象台によると、16日からの渡島・桧山地方は低気圧や気圧の谷の影響を受け、曇りや雨の日が多くなり、19日ごろから気温が平年より低くなる見込み。(山崎純一)