【北斗】降雪期の到来を前に、国道や高規格道路を管理する函館開発建設部函館道路事務所は29日、北斗市追分4の同事務所で除雪出陣式を行い、無事故、無災害の除雪作業を誓った。
出陣式には職員や請負業者の従業員ら約30人が出席。除雪トラックなど車両21台が並び、ゆうあい幼稚園の園児、教職員約60人を対象とした除雪車両見学会も行った。
職員が園児に除雪ドーザーやロータリー除雪車など各車両の性能について説明した後の出陣式では、同事務所の近藤勝俊所長が「除雪作業は道南地域の冬の生活を支える重要な仕事。安全を最優先に健康に留意し臨んでください」と訓示。業者を代表し、同事務所第一工務課請負工事安全連絡協議会の館義彦さん(相互建設)が「業者一丸となってこの冬の除雪作業を無事故、無災害で遂行することを誓う」と安全宣言した。
除雪車の運転前点検、走行デモストレーションも行われ、園児たちも運転手に声援を送っていた。
同事務所の管轄は、函館、北斗の2市と七飯、木古内、鹿部の3町にある国道5路線や函館新道、函館江差自動車道、函館新外環状道路で、約241キロを管理。今季は計34台の車両で除雪作業に当たる。(鈴木 潤)