北欧フィンランドのラップランド州公認のサンタクロースが11日、函館市内の病院や幼稚園などを訪れた。本物のサンタの登場に、子どもたちは大喜びで一足早いクリスマスプレゼントを受け取った。
金森赤レンガ倉庫のテナントでつくる金森赤煉瓦会が毎年行っている。この日は4カ所を回った。
このうち、15歳未満の約20人が入院している函館中央病院の小児病棟では、サンタクロースが病室を一つ一つ訪ね、お見舞いの言葉と共にプレゼントを届けた。野呂楓菜ちゃん(1)と両親は「会えてうれしい」とにっこり。同院は「クリスマスの雰囲気を実感してもらういい機会」と歓迎していた。
12、13の両日には、金森洋物館(末広町13)の中央ロビーにサンタクロースが登場する。12日は①午後1時②同3時③同5時―で、13日が①午前11時②午後1時③同3時④同5時―。1回1000円で記念撮影ができ、写真は24日に届ける。各回50人限定。問い合わせは金森赤レンガ倉庫(☎0138・27・5530)へ。
(稲船優香)