函館地方気象台によると、台風24号は10月1日に最大風速35メートルの強い勢力で北海道にかなり接近する見込み。渡島・桧山地方では暴風や高波への警戒、大雨による低い土地の浸水、土砂災害、河川の増水に十分な注意が必要。また、30日は前線の影響で太平洋側を中心に雨が降り始める。倒木や電柱倒壊による停電、農作物に対して、同日の明るいうちまでに行動を呼び掛けている。
▽警戒を要する期間は次の通り。
暴風、波浪=1日午前3時~正午
※住宅や農作物への被害、倒木、停電、高波、沿岸施設への被害
▽警報が発表される可能性が高いのは次の通り。
暴風、波浪、大雨=1日午前0時~午後6時
※道路冠水、住宅浸水、崖崩れ、河川の増水・はん濫、海岸や河口付近の低い土地の浸水に十分な注意が必要
今後発表する台風進路情報や、防災気象情報へ留意を呼び掛けている。
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渡島教育局によると、八雲町で10月1日、小中学校計8校が臨時休校する。函館市教委は同日の給食を取りやめ、30日のうちに午前授業または臨時休校の対応を決定する。