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市電、長時間運転見合わせ 除雪追いつかず

 函館市企業局交通部は6日、降雪量が多く除雪が追い付かないため、函館市電の運転を午前10時55分から約6時間取り止めた。同部によると、大雪での長時間の営業運転中止は35年ぶり。短時間に大雪が降る今冬は、除雪用車両「ササラ電車」がフル回転しており、同日までの出動回数は過去10年で最多となっている。
 この日の函館市内は、午前中に1時間当たり3センチ程度の断続的な降雪があった。大雪を受け、同部はササラ電車などを投入。十字街電停付近の線路を切り替えるポイントでは、業者が専用のガスバーナーを使って融雪作業を行った。
 ただ、軌道に積もった雪が各交差点付近で通行する車で踏み固められ、市電の安全運行に支障があるとして運転を見合わせた。気温の上がった午後は、運転士も含めた職員20人以上が、人海戦術でレール上の雪や氷を除く作業に当たり、午後7時10分ごろ、湯の川―五稜郭公園前で運転を再開した。
 同部施設課によると、大雪で運転ができなかったのは、1983年12月に丸1日営業を取り止めて以来だという。この影響で、市電沿線にある高校では授業時間を切り上げたり、部活動を取りやめて下校させたりするなどの措置を取った。
 埼玉から夫と観光で訪れ、十字街で市電を待っていた金山静江さん(61)は「1日乗車券を使って市内を巡ろうとしていたので、とても残念」と肩を落としていた。市電は7日の始発から全線で営業運転を再開する見通し。
 一方、本年度のササラ電車の出動数は、同日午前中までで延べ25回。直近10年でこれまで最多だった2012年度の24回を早くも上回った。同課は「今年は短時間でどっと降る雪が多く、出番が増えている」と分析する。
 大雪を受け、この日予定していた超低床車両「らっくる号」の新車「9604号車」のデビューは延期され、乗車証明書の配布も中止となった。同部事業課は「天候をみながら、なるべく早めに営業運転を開始したい」としている。(山田大輔、小杉貴洋)










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