【七飯】大沼交通(小林克彦社長)と地元農家が休耕地を活用して整備した「ひまわりの山里」(大沼町)で、約30万本のヒマワリが見ごろを迎えている。
同社は観光事業者からの声を受け、駒ケ岳を背景に花を観賞できる観光スポット整備を検討。昨年、約7000平方メートルの同休耕地を活用して試験的にヒマワリの生育を始めた。
連日の降雨の影響で開花が少し遅れたが、晴れた日は駒ケ岳をバックにヒマワリの群生が目の前に広がる。7月中は同社従業員らが仕事の合間に雑草取りなどに励み、大切に管理してきた。
見ごろは9月上旬までを見込む。小林社長は「しばらく大沼を訪れていない函館、道南圏の方々にも自由に写真を取ったりして楽しんでいただき、一緒に大沼公園広場に足を運んでもらえれば」と呼び掛ける。
入場無料。大沼小学校から800メートルほど道なりに進むと看板が見える。問い合わせは同社(0138・67・3500)へ。(蝦名達也)