函館新聞社は30日、小学生を対象とした「こどもDIY教室」をDCMホーマック石川店特設会場で開いた。午前、午後合わせて計42人が参加。親子で楽しく、スマートボールづくりに挑戦した。
夏休みの作品作りに役立ててもらおうと、DCMホーマックの協賛を得て初めて開いた。DCMホールディングス(東京)の商品本部販売促進部販売促進課の高山啓さんが指導。FMいるかの安川智巨さんが司会を務めた。
必要な長さにカットした木材にやすりを掛けた後、基本となる盤面を製作。子どもたちはビー玉の転がり方を確かめながら、くぎの位置や角度を調整し、色を塗ったり、絵を描いたりして思い思いの作品に仕上げた。ハンマーでくぎを打つ音が響くと、買い物客も作業をする子どもたちの様子楽しそうに眺めていた。
函館北日吉小6年生の吉川空良君(11)は「マスキングテープできれいに飾ることができた。自信作です」と話した。本通小3年生の板橋悠馬君(9)は「バランスを考えてくぎを打つのが難しかったけれど、楽しかった」と喜んでいた。
高山さんは「ホーマック各店では、夏休みの工作に必要な部材がそろえられる。専門知識を持ったスタッフが道具の使い方もアドバイスするので気軽に聞いてもらえれば」と話していた。(今井正一)