函館地方気象台は4月30日、函館でサクラの満開を観測したと発表した。平年より4日早かった。昨年より4日遅かったが、2015年から3年連続で4月中に満開となった。
同気象台職員が五稜郭公園にある標本木で、80%以上の蕾が開いた状態を確認した。この日は春の大型連休最初の日曜日で、市民や観光客が朝から続々と訪れ、花見を楽しんでいた。
仙台市から訪れた会社員田中明博さん(44)は「初めての新幹線で北海道入りし、五稜郭のサクラも初めて。堀とタワーとサクラのコントラストがきれいですね」と話していた。(山崎純一)