函館出身のロックバンド・GLAYが来年1月24、25の両日行うデビュー30周年ツアーの函館公演を盛り上げようと、東京の航空運送事業会社「Japan Biz Aviation」が函館空港で管理運営する格納庫のシャッターに、ツアー公式ロゴマーク「GLAY EXPO」が登場した。飛行機の離発着時に機内の窓から見ることができ、ファンや観光客の注目を集めそうだ。
ロゴは縦5メートル、横4・9メートル。左右に「Welcome to HAKODATE」のメッセージもプリントした。一年程度の期間限定で見られる。
同社の小泉慎社長(40)が学生時代からGLAYの大ファンでボーカルのTERUさんと親交がある。函館の魅力を発信する新たな取り組みとして、GLAYの所属事務所ラバーソウルと協業で実現した。
格納庫はドクターヘリを保管する施設で普段は立ち入りができないため、格納庫の写真撮影イベントを函館公演に合わせて来年1月22~27日に計画。人数限定で無料開催する予定。
小泉社長は「支えてもらった思いがあるバンドへの恩返しのつもりで企画した。地元企業と連携し広告スペースなどとして活用したい」と話した。
(竹田 亘)