米国のホーランド・アメリカ・ラインが運航するクルーズ船「ノールダム」(8万2318トン)が17日、函館港若松埠頭(ふとう)に初入港した。
同船はオランダ船籍で2006年に就航。同社の8万2000トン級の「ビスタクラス」の客船で、今年は4月と9月の計3回函館に入港した「ウエステルダム」の姉妹船。今回は横浜発、東京着15日間の国内周遊クルーズツアーで道内や東北、関西、九州のほか、韓国・ソクチョにも寄港する。
16日に小樽を出た同船は17日午前7時45分ごろ、若松埠頭に着岸。初入港を祝って船内では歓迎セレモニーも行われた。北米からの海外客をメインとした乗客約2000人は市内近郊を巡るバスツアーに参加したほか、思い思いに周辺観光を満喫。同日午後6時40分ごろ、次の寄港地である秋田に向けて出港した。(飯尾遼太)