台風10号の影響で、JR函館線の函館―長万部間に電線の断線や倒木が多数箇所で見つかり、JR北海道は30日、同区間の全列車の運行を午後5時ごろまで見合わせると発表した。
午前10時現在、運休となる主な列車は、特急スーパー北斗・北斗の1~21号、特急ニセコ上・下(全便)、はこだてライナーを含む在来線の快速・普通列車。
JR北海道は、線路の点検、復旧作業を急いでいるが、「今後の作業状況により、運転再開の見込みが変更になることもある」としている。
道南いさりび鉄道も、上りは午前6時19分函館発上磯行き、下りは午前5時52分木古内発函館行きの始発から午後4時台までの上下線合わせて24本の全区間運休を決めている。