北海道付近の上空に暖かい空気が流れ込んだ影響で8日の道南は気温が上がり、北斗市32・6度、厚沢部町鶉31・7度、函館市美原31・5度が今年初の真夏日となった。函館は記録が残る1873(明治6)年以来、最も早い真夏日となった。
函館市で最初の真夏日が最も早かったのは2017年と1978年の7月10日だった。函館地方気象台によると午前11時58分に30・0度を超え、午後0時52分に31・5度に達した。日差しも強く、函館駅前では日傘を差して歩いたり、日陰で休んだりする人が見られた。
同気象台によると、函館は15日ごろまで予想最高気温が25度を上回るが、11日ごろからは曇りや雨となる見込み。(山崎純一)