大和ハウス工業は14日、函館市本町に建設中の複合ビル内のマンション「プレミストタワー函館五稜郭」のモデルルーム(五稜郭町32)を公開した複合ビルの5~19階がマンション部分で全73戸を6月下旬から順次販売同社は函館最高層の物件として眺望の良さや中心街の利便性をPRしている
複合ビル建設は市中心市街地活性化基本計画の事業として、特別目的会社「SPC函館本町開発」(布村隆二社長)が昨年12月に着工地上19階、地下1階建ての鉄筋コンクリート造一部鉄骨造で、4階には市が整備する「市民交流プラザ」、3階以下は商業施設が入居する完成、入居開始予定は2017年3月
マンション部分は5階と19階が各4戸、6~18階が各5戸となり、部屋タイプは2LDK~4LDK(約77~134平方メートル)モデルルームでは南西角部屋の4LDK(約101平方メートル)を公開電気使用量をスマートフォンなどで確認できる仕組みや、高効率の換気システムなど、省エネを追求している
このほか、ビル全体の模型や津軽海峡、函館港を一望できる眺望の写真、周辺地域の模型などを展示している同社は「立地場所周辺には、銀行やデパート、病院、市電停留場など利便性が高いエコの視点を取り入れ、居住後の生活を意識したつくりになっている」としている
販売価格は未定見学は事前予約制問い合わせは(フリーダイヤル0120・073・120)へ(今井正一)