【北斗】任期満了に伴う北斗市長選は25日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属で現職の池田達雄氏(66)が1万1117票を獲得し、3回目の当選を果たした。無所属の新人で前市議の高村智氏(58)は6372票にとどまり、及ばなかった。投票率は48・81%で、2018年の前回市長選を1・05ポイント下回った。
8年ぶりとなった選挙戦は、池田市政2期8年の評価が問われるとともに、2月1日に市誕生20周年の節目を迎えるにあたって、今後の市政を誰に託すのかが争点となった。人口減少や物価高騰への対応などを巡り、市政の継続か転換かを軸に論戦が交わされた。
池田氏は昨年9月の市議会定例会で立候補を表明。選挙戦では、財政の健全化を維持し、市債残高を43億円圧縮した2期8年の実績を前面に打ち出し、財政規律を守りながら既存施策の拡充・充実を図るとともに、雇用の拡大や地域経済の底上げを進める考えを訴えた。従来の後援会組織を核に現職の強みを発揮し、主要団体や組織の支持を固めたほか、市議の大半が応援に回るなど、盤石な体制で支持を広げた。
一方、高村氏は昨年9月の市議会定例会一般質問で立候補を表明。道の駅の開設や新たな子育て支援制度の創設、新函館北斗駅前のにぎわい創出策など、これまでの市政にはなかった手法や発想を掲げ、変革の必要性を訴えたが、浸透するまでには至らなかった。
当日の有権者数は3万6072人(男性1万6854人、女性1万9218人)。期日前投票を利用した有権者は6942人だった。(鈴木 潤)
いけだ・たつお 1960年、旧上磯町生まれ。大野農業高校卒。98年旧上磯町議選で初当選。市議を経て2011年に市議会議長。18年市長選で初当選。




