道立函館高等技術専門学院(高木雅彦学院長)で8日、今年度の修了式が行われた。4科28人が修了証書を手にし、2年間学んだ校舎に別れを告げた。
今年度は機械技術科4人、システム制御技術科8人、自動車整備科7人、建築技術科9人が修了。式では高木学院長が「本格的な人口減少とともに若者のものづくり離れが進む中、将来を担う宝として社会の発展に貢献することを期待する」と語った。
修了生を代表しシステム制御技術科の近藤拓馬さん(22)が「学院で習得した技術や技能にさらに磨きをかけ、誠実と規律、根性を指針とする教えを心に刻み、修了生としての誇りを持つ」と力強く述べた。
同学院によると、28人全員の就職先が決まっている。(野口賢清)