函館椴法華中学校(岩田学校長、生徒16人)で21日、「ジュニアシェフズキッチン」(全日本司厨士協会函館支部主催)が開かれた。北野望支部長らプロの料理人が指導に立ち、全校生徒と教師がミネストローネスープなど3品に挑戦した。
料理の楽しみを知ってもらい、将来の進路選びへの参考にしてもらおうと、函館市内近郊の中学校などで毎年実施している。
この日はスープとオムライス、シーフードグラタンの3品を調理。はじめに北野支部長が調理工程を見せ、続いて生徒たちが料理づくりに挑んだ。オムライスづくりでは、チキンライスの上に乗せる卵をふわふわにするコツなど、アドバイスを受けながらきれいに盛り付け、最後にみんなで完成した料理を見せ合い味わった。
金原倖洋君(3年)は「たまに料理はしていたが、卵の焼き方など、プロの指導が受けられてとても勉強になった。今後の参考にしたい」と話していた。(野口賢清)