函館市内の小学校で21日、3学期の始業式が行われた。悪天候の中での登校となったが、児童は久しぶりにあったクラスメートとの再会を喜びつつ、1年のまとめとなる残り少ない学期を有意義に過ごそうと、気持ちを新たにした。
函館北昭和小学校(谷口光伸校長、児童217人)では、久しぶりに校内に子どもたちのにぎやかな声が響いた。始業式で谷口校長は「亥(い)年は無病息災の年と言われている。インフルエンザが流行しているが、皆さんは元気に3学期も登校してほしい」と呼び掛けた。
1年生の教室では、児童が自由研究で制作したマフラーや小物やコマ、羽子板などの工作を披露したほか、冬休み中に「動物の世話を頑張った」といったエピソードも語り合った。重松顕汰君(7)と小坂俊人君(7)は「工作は絵を描いたり工夫したり大変だったが上手にできた」と話していた。(小杉貴洋)