2016年度公立高校一般入試が3日、全道で一斉に始まった。道南でも、渡島管内の全日制1953人と定時制36人、桧山管内の全日制251人の計2240人(本紙調べ)が、合格を目指して学力検査や面接に挑んだ。
函館稜北高校(佐々木光晴校長)では、定員120人のうち推薦入学者を除く実募集人員101人に対し、130人が出願。雪が舞う中、受験生が続々と集まり、直前まで教室で参考書を広げた。男子生徒(15)は「できることはやった。諦めないで、最後まで集中して解きたい」と話していた。
この日は国語、数学、社会、理科、英語の順で行った。函館中部高と市立函館高では、国・数・英の3教科で学校裁量問題を採用している。
4日は各校で面接が行われる。合格発表は16日。(稲船優香)