道教委は2月29日、2016年度公立高校入試の最終出願状況を発表した。倍率は渡島管内全日制の普通科、職業科ともに1・1倍(昨年度比0・1ポイント減)で、桧山管内の全日制は昨年度と変わらず0・8倍となった=別表。
募集人員から推薦入学者を除いた実募集人員は、道南全体で2530人。出願者数は推薦入試で内定しなかった再出願を含めて2619人だった。内訳は渡島・全日制が実募集2050人に対し2310人(1・1倍)、渡島・定時制が160人に対し45人(0・2倍)、桧山が320人に対し264人(0・8倍)。
最も倍率が高いのは、普通科が函館西の1・6倍、職業科が函館工業・建築の2・3倍。一方、普通科8校と職業科4学科、総合学科2学科、定時制3校4学科は、出願者数が募集人員に満たなかった。
公立高の学力検査は3日、合格発表は16日。(稲船優香)