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函水高が道南初の特別賞 SYDボランティア奨励賞

 【北斗】函館水産高校(三ツ石茂之校長)が、社会教育団体「修養団」(東京)が主催する「第10回SYDボランティア奨励賞」の特別賞を受賞した。生徒による函館ゆかりの新島襄が米国へ脱国する日の夜を再現する寸劇や、大沼流入河川水のCOD(化学的酸素要求量)調査、佐賀からもらい受けたヒマワリの種を育てる東日本大震災を忘れない「ひまわりプロジェクト」の活動が高く評価された。道南では初の受賞で、生徒たちの喜びもひとしおだ。
 SYDボランティア奨励賞は、修養団の創立100周年を記念して創設、10回目の今回は全国から75件の応募があった。その中から文部科学大臣賞1点、理事長特別賞1点、優秀賞3点、函水高を含む特別賞5点が選ばれた。
 生徒のボランティア活動はもともと、道教委の研究指定活動として始まったが、2年または3年間で予算措置がなくなり、終了せざるを得なくなるケースが多い。しかし、我妻雅夫教諭(62)の熱意で生徒に声を掛け、有志活動「北のくにづくり」の名称で地域とのつながりを大切にし、継続してきたプロジェクトが実を結んだ。
 寸劇は2007年から毎年7月に行っており、進取の気性に富んだ新島を生徒や卒業生が熱演し好評だ。水質調査は08年から、ひまわりプロジェクトは14年から取り組んでいる。どれも部活ではなく予算も付かない中、手弁当で自分たちでつくり続けてきた。
 6日に東京であった贈呈式に出席した3年の石亀伶君(17)は「長年、先輩たちがつないでくれた活動を後輩たちに引き継いでいきたい。今回の受賞で函水高の知名度も上がったと思う」と笑顔。北のくにづくりメンバーで1年の佐藤未玖さん(16)と土屋七海さん(同)は「人の役に立ちたいという思いが強い。新1年生を誘って、もっといろんなテーマでボランティアに挑戦したい」と意気込む。
 我妻教諭は「今回のように全国規模の大会に参加することで、子どもたちの成長につながる。活動の輪を他の高校生にも広げたい」と話している。(山崎大和)










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