青森、函館両市の小学生を対象とした青函子ども絵画展(青森・函館ツインシティ推進協議会主催)の表彰式が4日、市地域交流まちづくりセンターで開かれた。受賞者14人が出席し、表彰状などが贈られた。
両市の交流拡大を図ろうと、2011年から毎年実施。相手都市に紹介したい自分のまちの建物や風景、行事などをテーマに、函館市の17校から565点、青森市の24校から201点の応募があり、入賞作品93点を決定した。
この日は最高賞の青函ツイン賞のほか、優秀賞、特別賞に当たる北海道新幹線賞に選ばれた市内の児童が出席。市企画部の中村勇人国際・地域交流課長が「入選を機会に青森について勉強し、新幹線で行ってみてください」とあいさつし、一人一人に表彰状と記念品を手渡した。
箱館奉行所を題材に、色が違う瓦など細部まで丁寧に描いた作品で青函ツイン賞を受賞した函館本通小学校6年の加賀谷彩乃さん(12)は「頑張って描いた絵なので賞をもらえてとてもうれしい」と笑顔で話していた。入賞作品は11日まで、同センターで展示する。(山田大輔)
主な受賞者は次の通り(敬称略)。
青函ツイン賞=加賀谷彩乃(本通小)木村遥(千代田小)小林明日香(同)▽優秀賞=竹下碧(本通小)秋本里桜(高丘小)木村彪雅(同)渡部夢維(千代田小)館山晴咲(同)平野紗羽(神山小)安藤玲奈(あさひ小)大石翔理(北日吉小)▽北海道新幹線賞=石川陽翔(高丘小)佐藤小桜(深堀小) 竹崎泰史(弥生小)前田真結香(湯川小)