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道内7遺跡への理解深めて 市立函館博物館、26日から企画展

 市立函館博物館(青柳町、函館公園内)は26日から、今年度の企画展「大船・垣ノ島遺跡と世界遺産」を開く。5月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関・国際記念物遺跡会議(イコモス)が世界遺産登録を勧告した「北海道・北東北の縄文遺跡群」の計19カ所の構成資産と関連資産のうち、道内にある7遺跡の特徴や発掘作業の様子などを紹介する。9月26日まで。
 同遺跡群の周知と、遺産登録に向けてさらなる機運醸成を図るのが目的。同遺跡群の構成資産に含まれる市内の垣ノ島、大船両遺跡のほか、入江・高砂貝塚(洞爺湖町)、北黄金貝塚(伊達市)、キウス周堤墓群(千歳市)と、関連資産の鷲ノ木遺跡(森町)からの出土品に加え、同博物館が所蔵する土器、石器、骨角器など計約800点を展示する。
 会場では各遺跡から出土した品々と、遺跡の特徴や発掘作業の様子などを解説したパネルを並べる。同博物館の佐藤智雄学芸員は「生活に密着した土器や石器のほか、死者の再生を願い副葬品として埋められたと考えられている品々も展示している。縄文時代の人々の精神性や世界観は、現代を生きる私たちにも共感できるのではないか」と話す。このほか、垣ノ島、大船両遺跡をドローンで撮影した映像で紹介し、大船遺跡の竪穴の表面をはぎ取った土層断面では、土器の破片や石器などを観察できる。
 佐藤学芸員は「函館は世界遺産に認定されるような遺跡が存在するポテンシャル(潜在能力)のあるまちと、市民一人ひとりに理解を深めてほしい。今回の展示が大船、垣ノ島両遺跡のほか、道内各地の縄文遺跡へ足を運ぶきっかけになれば」と期待を寄せる。
 開場時間は午前9時~午後5時(最終入館は同4時半まで)で、休館日は8月9日と9月20日を除く月曜日。入館料は一般500円、大学・高校生300円、小中学生100円(市内小中学生は無料、ほか市民割引あり)。問い合わせは同館(0138・23・5480)へ。(海老田暁)










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