函館の冬の一大イベント「2022はこだてクリスマスファンタジー」(実行委主催)が1日、金森赤レンガ倉庫前の特設会場で開幕した。「メリークリスマス」の合図で海に浮かぶクリスマスツリーの電飾が一斉に点灯すると、大輪の花火が上がり観客を魅了した。ベイエリアが最も輝くシーズンが幕開けした。
今年もステージイベントはないが、BAYはこだてイベント広場に5店舗のスープバーを3年ぶりに実施する(午後4時半~同8時)。この日会場には、大勢の観客が足を運んだ。
熊本県から移住した市内の村上光恵さん(40)は「初めての雪とツリーと花火。寒かったけど、とても感動した」と笑顔で話し、娘の彩羽(いろは)ちゃん(6)は「花火がきれいだった」と満足顔だった。
25日までの期間中、午後4時半~同5時45分、同6時~同10時に点灯。花火は毎日同6時から打ち上げ。同6時半、7時半、8時半からの15分間、赤一色に染まるプレミアムレッドツリーが演出する。(佐藤由紀彦)