【江差】江差観光コンベンション協会は14日まで、姥神大神宮渡御祭で巡行する山車(やま)と山車人形を町役場や江差山車会館など町内各所で展示している。人形を据えない船山の「松寳(まつほう)丸」を除く、山車12台の人形を鑑賞できる。
新型コロナウイルスの影響で渡御祭が2年連続で中止となり、町民などに祭りの雰囲気だけでも味わってもらおうと企画した。
町愛宕町から柏町までの10会場で展示し、山車会館で常設展示していた新栄山、楠公山のほか、豊年山と源氏山は、人形のみではなく山車の状態で鑑賞できる。各会場では、展示した山車の名刺も設置している。
同協会では「迫力ある山車人形を間近で見て、祭りの雰囲気を楽しんで」と呼び掛けている。会場の詳細や展示時間は、同協会のフェイスブックページ=二次元コード参照=で確認を。問い合わせは同協会(0139・52・4815)へ。(入江智一)