【知内】道南の秘境として売り出し中の小谷石地区で、ものづくりと自然を楽しむ「矢越わくわく体験まつり」(知内観光協会青年部主催)が21日、矢越山荘(小谷石514)で開かれた。函館、木古内など各地から親子連れなど500人以上が訪れ、多彩な体験イベントを楽しんだ。
同部が昨年まで開いた「やごしクラフトホリデー」をリニューアルして開催。会場では、道南各地で開催する「モノクラ」と連携した「モノクラブース」のほか、地元住民のガイドによる森林散策や餅づくり体験なども人気を呼んだ。
当日参加の「ちえっこよされ選手権」は、子どもからお年寄りまで14人が踊りを披露し、函館市の澤谷祐介さん(40)が優勝。知内産新米5キロを贈られた。
知内観光協会の村上竜太青年部長は「大人も子どもも楽しめるイベントを目指し、町内会や知内、木古内の商工会青年部の仲間に協力してもらった」と話し、「思った以上にたくさんの人に来てもらってよかった。これからも知内、小谷石をどんどんアピールしていきたい」と意気込んでいた。(神部 造)