企業のインターネット広告制作などを手掛けるモノトーン・ブレインズ(山田貴久代表)は、縄文文化の普及を図る有志団体「北の縄文CLUB」(大宮トシ子会長)とのコラボ企画展「JOMON LOUNGE(縄文ラウンジ)」を、ホテル函館ひろめ荘(大船町)1階ロビー縄文コーナーで開いている。8月31日まで。
「令和に目覚める縄文の感性」をテーマに、山田代表が撮影した地元企業の広告用などのスチール写真のほか、同クラブが制作した土器、狩猟に使う道具や「縄文ウェア」を展示。また、1万年前の縄文文化と最先端音楽のテクノを融合させ、2019年10月に函館市で開催したDJイベントの模様を再編集したビデオ映像を放映している。
このほか、縄文遺跡群の世界文化遺産登録を記念しオリジナルTシャツ(2750円)も販売している。山田代表は「気軽に縄文文化に触れられる空間づくりを意識した。数千年前の〝前衛的作家〟のデザインと、現代人の感性のハーモニーを楽しんでもらえれば」と話している。
入場無料。問い合わせはホテル函館ひろめ荘(0138・25・6111)へ。(海老田暁)