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野外劇、今年の開催見送り 公演規模維持できず

 NPO法人市民創作「函館野外劇」の会(中村由紀夫理事長)は14日、7、8月に予定していた第33回公演「星の城、明日に輝け」を取りやめ、2021年に延期することを決めた。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、協力企業や団体の活動も影響を受けている状況から、例年通りの公演規模を維持できないと判断した。1988年の開始以来、全公演の開催見送りは初めて。
 野外劇は毎回市民200~300人の出演があり、多くの人数で協力している約20の市内企業や団体に意向を確認したところ、新型コロナの影響もあって現時点で前向きな回答は3分の1にとどまった。
 また、五稜郭公園の石垣崩落で舞台縮小を余儀なくされ、ダイジェスト版として上演した2015年のように、規模を縮小して無料公演とすることも検討したが、最終的には、準備作業を含めて公演を維持する上で必要になるあらゆる場面で、感染リスクを低減させることは厳しいと判断。13日の理事会で延期を決めた。
 一方で、今年の開催に向けては既にポスター1000枚、チラシ1万5000枚、チケット5000枚が印刷済みで、多額の損失が見込まれる。入場料収入や協賛広告収入に支えられている会の運営費、事務経費などの課題も多い。
 また、今月5日には例年より1カ月遅れでキャストオーディションを野外劇未経験者に限定して実施し、11日に練習を開始したばかりだった。キャスト陣のモチベーションや力量維持のため練習は継続するが、会場の確保にも課題が出ているという。
 土谷雅宏事務局長は「今年を充電期間として、来年は今まで以上に盛大な公演にしたい。力を合わせて頑張っていきたい」と話している。(今井正一)










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