今年で3周年を迎えたアニメソングや合成音声、アイドル系のサブカルチャー音楽イベント「函館サブソニ」(実行委主催)が20日、函館クラブココアで開かれ、計25組のステージに約100人の来場者が熱狂した。
同イベントは、毎年3回ほど開催しており、今回で10回目の開催。会場内には、「DJステージ」とダンスやバンド演奏などが繰り広げられる「パフォーマンスステージ」の2つが設けられた。札幌や青森、東京からもアーティストが“参戦”。こん身の“ヲタ芸”を披露する来場者の姿もあり、会場は熱気に包まれた。また、市内の飲食店「想作たこやき ひとふね」なども特別出店し、イベント限定の食を提供した。
出演者だけでなく、来場者もアニメキャラクターなどのコスプレ衣装で多彩なステージを楽しんだ。市内の会社員男性(25)は「自分の好きな音楽で思いっきり盛り上がれる素敵なイベント。地元で楽しめるのがなにより最高」と話していた。
実行委の杉田剛志代表は「手探りの中、回数を重ねるうちに知名度も広まり、徐々に規模も大きくなってきてうれしい」と目を細め、「今後も開催を続け、函館のサブカルかいわいを盛り上げていきたい」と振り返った。(柳元貴成)