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「きみの鳥はうたえる」佐藤文学原作の4作目映画化

 函館市民映画館シネマアイリス(本町22、菅原和博代表)は6日、函館市出身の作家、故佐藤泰志(1949~90年)原作の映画「きみの鳥はうたえる」を製作すると発表した。佐藤文学の映画化は4作目になる。
 「きみの鳥はうたえる」は82年に発表。郊外の書店で働く主人公ら20代の男女3人が、夏の終わりに織りなす人間模様を描く。佐藤にとって本格的な文壇デビュー作であり、生涯5回あったうち、初の芥川賞候補作品となった。本作は同館の20周年記念作品とし、初夏からオール函館ロケで撮影をスタートさせる。公開は2018年を予定している。
 佐藤作品の映画化は、これまで「海炭市叙景」(10年、熊切和嘉監督)に始まり、「そこのみにて光輝く」(14年、呉美保監督)、「オーバー・フェンス」(16年、山下敦弘監督)がある。今回の監督は「ザ・コクピット」(14年)などで知られる新進気鋭の監督、三宅唱さん(札幌市出身)が務める。
 過去3作で企画・製作・プロデュースを手掛けた菅原代表は「これまでの3作は佐藤文学の中後期にあたる作品を扱ったが、今回は初期の作品。佐藤の持ち味は青春小説であり、彼にとっての代表作を才能あふれる三宅監督と映画化でき、今からとても楽しみ」と意気込んでいる。
 三宅さんは「函館で映画をつくることに、とても気合いが入ります。率直な気持ちのいい映画をつくりたい。そのために、函館の風や匂い、光や時間を全身で感じたい」とコメントしている。(半澤孝平)










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