国内外のアーティストらがパフォーマンスを繰り広げる「第16回はこだて国際民俗芸術祭」(ワールズ・ミート・ジャパン主催)が5~9日の5日間、函館市の元町公園などを会場に開かれる。国内外で活動する26組が出演し、夏の函館を盛り上げる。
2008年から開催し、今回のテーマは「ハイファイブ(ハイタッチ)!」。20、21年は会場開催をやめ、昨年は3日間に縮小したが、今回は通常の7日間開催に戻すための「ステップ」として5日間開催とした。
「ひのき屋」などの地元アーティストのほか、国内からは沖縄を拠点に活動する「KACHIMBA COMBO(カチンバ・コンボ)」、劇団ワハハ本舗に所属するパフォーマンスグループ「3ガガヘッズ」などが出演。海外からは、イラン、カザフスタン、スイス、ベルギーなどから来日出演する。
元町公園に5ステージ、旧函館区公会堂に1ステージを設け、会場内では大道芸の披露もある。同時開催の「もぐもぐフェスティバル(もぐフェス)」は44店が参加。5、6日は元町公園近くのペリー広場でスポーツや遊びを体験できる「わくわくフェスティバル」を午後2時から同4時まで開く。
開演時間は5日と7~9日が午後4時~同9時半、6日は同2時~同9時半。入場はパスが必要で、3日間入場できる市民スポンサーパスが5000円。開催当日のみ会場で販売する1日限定のパスは2000円。高校生以下は無料。詳細は公式ホームページ(wmdf.org)、問い合わせは同法人(0138・27・7081)へ。(神部 造)