函館市社会福祉協議会(市社協)は、自宅で過ごす高齢者の運動不足を解消してもらおうと自宅などで実践できる「楽のび体操」の動画を作成した。公式ユーチューブチャンネル「函館社協」を開設し、動画を公開している。市社協は「幅広い世代の方に気軽に運動をしてほしい」と活用を呼び掛けている。
楽のび体操は、楽に楽しくのびのびできる体操をキャッチワードにネーミング。DancePerformingArts玄舞(函館市本町)を主宰する石井ちえさんが協力し、筋肉をほぐすストレッチや足踏み、肩甲骨を寄せるなど誰でも気軽にできる体操を考案した。
市社協によると、新型コロナウイルスの影響による外出自粛中、「運動したいけれど外出して運動できる場所はないか」などの問い合わせが多くあった。そこで、楽のび体操を広く知ってもらい、心身の機能低下や認知症予防にも役立ててほしいと企画。今後はユーチューブチャンネルを通じて、体操以外の動画を配信し市社協の活動をPRする。
体操は約11分間で、市社協のホームページからでも視聴できる。視聴ができない場合はCDを渡すこともできる。(木村京子)