料理のプロに卸す自慢の食肉を
少量パックや加工品で家庭にも
創業から42年、ホテルやレストランに業務用の食肉を卸してきた「北農食販」。長年、料理のプロを相手に提供する自慢の商品を、家庭向けに販売する初の試みとして、昨年6月、自社工場の敷地内に「お肉の直売所」を開設した。北斗市のおぐに和牛などの道産ブランド肉から、国内外で厳選する牛、豚、鶏、羊、鴨肉まで、店頭には多種多様な精肉や、焼いたり温めるだけで食べられる加工品が目白押し。地域の調理場を一手に引き受けるセントラルキッチンを目指し、冷凍商品や総菜の製造にも力を注ぎ、ホテルシェフだった料理人スタッフを中心に、オリジナルレシピで新商品を開発。道産豚のガツやハツ、牛ミノなど、7種類の内臓肉を特製ダレに漬け込む「神のほるもん」は、さまざまな部位の食感が楽しめる肉問屋工場直営ならではの人気の逸品となった。開店直後は熱々の牛肉コロッケや唐揚げ、焼き豚など、作りたての総菜が登場し、週末は店先に行列ができることもしばしば。プロ御用達の品々が市民の心をしっかりと掴んでいる。
(ハコラク 2022年10月号掲載)
北農食販 お肉の直売所
函館市昭和3‐18‐10
☎0138‐40‐6000
11:00~17:00
(土曜は10:30~)
水・日曜、祝日定休
P有り
キャッシュレス決済利用可