くつろぎの部屋食と海と一体になって楽しむ
津軽海峡の絶景温泉
1928年、初代・金道輿太郎さんが自らの湯治のために掘削した温泉を使い、5室の旅館から始まった「湯の浜ホテル」。時代ごとに趣向をこらしたもてなしで発展を遂げ、創業100周年に向け、2019年に行ったリニューアルでは、オーシャンビューの露天風呂やビュッフェレストランを新設した。
「湯治宿が当ホテルのルーツ。お客様を癒やすという使命感を持って営業しているので、ゆっくりお休みにいらして下さい」と金道泰幸副社長は語り、和食、洋食、中華など4種類から選べる昼食を客室で味わえる「日帰りランチプラン」を地域還元価格で提供。天井まで続くガラス窓から津軽海峡を臨む「大洋」、道南杉の湯殿やサウナがある街側の「銀河」、2種類の浴場は、いずれも海が間近に迫る露天風呂が魅力。陽光にきらめく水平線や、曇天の日に現れるかすみがかった幻想的な風景など、訪れるたびに表情を変える絶景が、日常の喧騒を忘れさせてくれる。
(ハコラク 2021年12月号掲載)
函館・湯の川温泉 湯の浜ホテル
函館市湯川町1‐2‐30
☎0138‐59‐2231
無休 喫煙可
P有り キャッシュレス決済利用可
https://www.yunohama-hotel.com/