ぜんざい、わらび餅、いも餅と
いろいろな甘味を少しずつ
築100年以上の古民家を利用した和風カフェ「きんぎょ茶屋」。入口の三和土や天井の梁、味のある窓ガラスの引き戸など、当時の面影を残してリノベーションした店内で、ボリューム満点のモーニング、焼きカレーやオムライスといった軽食、スイーツ、サイフォン式コーヒーを楽しめる。
金魚の個体名にちなんだ「羽衣セット」は、和洋をミックスした5種類の甘味を少しずつ盛り合わせたロングセラーメニュー。かのこ豆入りのやわらかな抹茶シフォンケーキ、十勝産小豆を炊いた甘さ控えめの白玉ぜんざい、砂糖じょう油でこんがり焼いた〝道民のおやつ〟いも餅、日替わりの一口スイーツとほとんどが自家製で、女性客を中心に人気を集めている。冬期限定の「栗ぜんざい」は「寒い時にほっとするようなスイーツがほしい」という常連客のリクエストから生まれた。栗の渋皮煮と一緒に煮込んだあんは、塩が効いたあっさりとした甘さ。年配の人でも食べやすいよう小ぶりの餅を入れるなど、配慮も行き届いている。
(ハコラク 2024年3月号掲載)
きんぎょ 茶屋
函館市末広町20‐18
☎0138‐24‐5500
11~4月10:00~16:30
5~10月10:00~17:00
(各30分前L.O)
水・木曜定休
禁煙
P有り(1台)
キャッシュレス決済利用可



