函館市末広町13の伝統的建造物「古稀庵(こきあん)」で、石屋製菓(札幌)の関連会社・石屋商事(同)が今春に「ISHIYA函館 古稀庵」(仮称)として新店舗をオープンすることが、27日分かった。
古稀庵は1909(明治42)年、海産物商「渡辺商店」の建物として建築。木造2階建てで、1階が和式、2階が洋式の典型的な和洋折衷建築。市教委が裏側の蔵とともに伝統的建造物として指定している。以前はペンションなどとして使用されていたが、近年はテナントが入居していなかった。
石屋製菓は北海道の代表的な土産品「白い恋人」で知られる。商品販売を手掛ける石屋商事が、札幌市内を中心に道内では旭川、北広島市、道外は東京、大阪で直営店を運営するほか、札幌市西区の体験型施設「白い恋人パーク」を含め、計15店舗を運営している。函館に実店舗はこれまでなく、建物の所有者から借りて運営する。
石屋商事は取材に対し、今春に新店舗をオープンする予定であることを認めた上で、「詳細はまだ申し上げられない」としている。(千葉卓陽)



