今年度の函館けいりんが15日、市営函館競輪場で開幕した。マスクを着用したファンらが見守る中、選手が熱いレースを繰り広げた。
新型コロナウイルスの感染予防策として入場者数を制限(開催中1000人、場外発売800人)し、入口で来場者の検温と手指消毒を実施。開幕戦はFⅠの「第3回俵信之杯争奪戦」で、午後3時50分ごろ第1レースが開始。ファンは冷たい風が吹く中、外に出て選手に熱視線を送った。
今年の開催は通常4日間、ナイター39日間、午後9時~同11時半の深夜帯に行うミッドナイト18日間の計61日間。函館記念(GⅢ、5月15~18日)とサマーナイトフェスティバル(GⅡ、7月16~18日)が今季の目玉となっている。同競輪事業部は「開幕日が天候に恵まれて良かった。リニューアルした施設を利用して楽しんでほしい」と呼び掛けている。(小林省悟)