7日夜から北海道に接近した低気圧による暴風雪の影響で、8日も交通網の混乱が続いている。JR北海道と道南いさりび鉄道は同日、相次いで追加の運休を決めたほか、空の便、フェリーにも欠航が出ている。
JRは、函館線函館-森間を午後5時ごろまで、森―長万部間を午後7時ごろまで運転を見合わせる。函館―札幌の全区間を運休している特急北斗は、函館午後1時53分発の13号から運転を再開する予定。函館―新函館北斗間のはこだてライナーは平常通り運行中。
北海道新幹線は午前6時54分盛岡発新函館北斗行きのはやて93号、午前6時32分新青森発新函館北斗行きのはやて91号をそれぞれ運休したほか、午前7時38分新函館北斗発東京行きのはやぶさ14号を新青森-東京間で運休した。
道南いさりび鉄道は、上磯―木古内間で終日運転を見合わせ、すでに運休が決まっていた4本のほか、16本を運休した。9日も4本の運休が決まっている。
日本航空(JAL)は奥尻空港の悪天候のため函館-奥尻間の1往復2便を欠航した。
ハートランドフェリーは江差―奥尻間の1往復2便を欠航した。