• 函館新聞デジタル
    ご購読申込はこちら
  • 4/26
    函新ウイークリーレビュー
  • 2024年春
    人事・本社来訪
  • 参加者募集
    写真の日プロジェクト
  • 求人情報
    総務経理スタッフ、記者

函館八幡宮、祈年祭に合わせ新型コロナ退散祈願

 函館八幡宮(川見順春宮司)は17日、一年の五穀豊穣や平穏を祈る「祈年祭」を開いた。今年は新型コロナウイルス流行の早期収束を願う「悪疫退散祈願祭」を合わせて行い、故事に倣って「烏扇(からすおうぎ)」を用いて悪疫を追い払った。
 同神社奉賛会の藤井方雄会長ら約40人が参列。祈年祭は全国的には2月に行われるが多いが、同八幡宮では春が訪れる3月に開いている。川見宮司は祝詞の中で「疫(えやみ)」を払うことなどを祈願。参列者は幣帛や玉ぐしをささげ、豊栄の舞が奉じられた。
 神事の後、川見宮司はカラスの絵が描かれた扇を見せながら、「約1200年ほど前に書かれた『古語拾遺(こごしゅうい)』という書物に悪疫を払う方法として『烏扇をもって扇(あお)げ』とある」などと故事を紹介。黒い実を持ち、葉が扇状に広がる植物「ヒオウギ」には「カラスオウギ」の古名があるといい、後の時代に鳥のカラスを描いた扇を用いるようになったと見られる。
 同八幡宮ではカラスの絵とヒオウギの写真が入ったうちわをつくり、参列者に配布。本殿前に一列に並んだ後、「広幡の八幡の神が悪疫をば罰め払うぞ散り散りに去れ」など悪疫を追い払う3首を詠みながらうちわであおぎ、「悪疫退散」と唱えながら塩をまいた。(今井正一)










      最新記事











      きょうの人生指針/誕生月占い

      函館新聞デジタルとは
      函館新聞 デジタル お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      最新ニュース

      アクセスランキング

      1. 五島軒、新業態のカフェ27日に営業開始 本店1階ロビー アフタヌーンティーなど
      2. 公用車で物損事故、職員を懲戒処分 函館市
      3. 愛犬と楽しむ道の駅に みそぎの郷きこないにドッグラン完成
      4. 開幕戦は函水―函西 春季高校野球、組み合わせ決まる
      5. 函大谷が団体戦優勝 個人戦3階級V 柔道・高体連春季大会
      6. コース・会場を視察 アイアンマン運営WTC関係者来日
      7. 未来大職員募集 5月31日まで
      8. 無事故無違反で賞品ゲット セーフティラリー5月1日から受け付け
      9. 遺愛6連覇、函工4連覇 バドミントン高体連春季大会
      10. 大泉市長「実現に向け検討」 新幹線函館駅乗り入れ 市議に初めて直接説明

      函館新聞宅配購読お申込み

      お試し(1週間)もございます。

      フリーマガジン「ハコラク」も毎月お届け

      はこしんフォトサービス
      フォトサービス

      掲載された写真を購入できます

      はこしんバックナンバー
      バックナンバー

      過去3ヵ月以内の函館新聞を購入

      はこしんポスト
      ポスト

      取材依頼・情報提供・お問い合わせ

      国内外の主要ニュース


      クローズアップ


      ニュースカレンダー

      紙面ビューア

      SNS公式アカウント

      4月27日のイベント情報

      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      関連サイト